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BED ROOM -Candle Odyssay 2003- by Candle JUNE

SCHNABEL EFFECTS

ベッドの横には、読みかけた本たちがある。

片付けなけれならないFAX原稿たちがある。

読み終わった手紙たちもある。



返事をしなければならない。

決めなければならない。

考えなければならない。

答えを出さなければいけないこと。

考えや思いはどこまでも枝分かれしていく。



明日の自分。

ひとつずつでもゆっくりでも向き合っていく。



あきらめずに。




Candle JUNE

1994年、キャンドル製作を始める。1997年、東京原宿・青山などのギャラリー・サロンなどでエキシビジョン開催。シンイチロウ・アラカワやベネトン、Tei Joshima などのファッションショー、様々なパーティ会場のデコレーション、野外イベントやライブステージのデコレーションなど、キャンドル製作にとどまらず、独自の空間を創り出す。

 2001年より“Candle Odyssey”を始め、6月、広島ダライ・ラマ“聖なる音楽祭”にて“平和の火”を灯す。また「Candle Odyssey 2001-Peace Day-」ツアーの合間をぬってベン・ハーパーやニール・ヤング(Fuji Rock Festival 2001)、レニー・クラヴィッツなどのライブステージのデコレーションも手掛ける。

 4/5〜20、早稲田のアップリンクギャラリーにて「Candle Odyssay 2003 -LIVING ROOM-」を開催。

FROM LABLINE.TV

言葉で伝えようとすればするほど、こぼれ落ちてゆくもの。情報として無責任に処理できない感情や、繋がりや、悲劇や、たくさんの出来事や。ひとつひとつの大切な記憶が、情報としてでなくそこに存在するように。光が満ち、尽きていく時間を。ただ祈り、考え、そこにあることを。忘れていくことの儚さや、もどかしさや、どうにもならなさまでをも。強く熱狂することや、ただただ思い出すことや。ここにわたしがいて、あなたがいて、すべてがある、そんなことを。